海外事情
インド出張日記 新年編 Ⅱ インドでの縁と人との繋がり
今年もインドと付き合えることになった。 今回の出張の目的の一つ、自動車メーカーの鋳造工場への訪問で、 当社が貢献できるか否か、平たく言うと”互いに利益になるか?”の判断をした。 2日間の現場、現状確認と面談により、意見の …
インド出張日記 新年編 Ⅰ
2011年1月11日 海外事情
先週の金曜日深夜に到着してあっという間に3日が経過。 聞いてはいたが、今年のインドは格別に寒い。 9日の11時頃で外気温6℃。 会社には暖房設備はなく、ホテルやレストランも、ほとんど完備されていないので、 日本にいるより …
インドと日本のコスト&日本の技術の使い方
made in Indiaの消耗品や設備の廉価さや、自動化にからめてインドの低コストについては以前記述した。 その中には当然安価な人件費も含まれ、 少々荒っぽいが、イメージとしては日本のダイカストメーカーの自動化を、 5 …
インドローカルと日本ローカル(5)
前回のつづき 技術習得や教育訓練において、自動化の弊害といえるようなことが起きている。 インドと日本の比較だけではなく、過去と現在を比較した場合も。 日本のベテラン技術者は過去の恵まれない状況を経験している。 このインド …
インドローカルと日本ローカル(4)
オペレーターの質と量について、 教育訓練する環境が整っていれば、質については一定の範囲で向上させうるし、 量的にも現場に供給可能となる。 このローカルダイカストメーカーは日本のメーカーと比較して、 教育訓練について恵まれ …
インドローカルと日本ローカル(3)
前回のつづき インドローカルのジレンマは、仕事が目の前にぶら下がっていて、 手を伸ばせば確実に受注できる状態であるにも関わらず、 現状フル操業で新規受注には設備投資がついて回る。そのため新たな資金の確保、 技術者やオペレ …
インドローカルと日本ローカル(2)
前回のつづき いくらコストダウンしたからと言っても、 2000年の赤字転落から黒字転換まで5年間も要した原因は何か? 製造業として当たり前のことをしなかったから、という単純なこと。 極端に設備投資が滞ったからである。10 …
インドローカール企業の現状 Ⅰ
2010年11月16日 海外事情
ローカルダイカストメーカー(以降K社)のコンサルをして1年以上になる。 延べ日数で言うと120日を越えた。 このメーカーは1年前からフル操業がつづいていて、 更に工場用地を取得、工場を新築し設備増強をはかる。 2輪・4輪 …
インドの技術とコスト
2010年11月12日 海外事情
インドでは何でも揃う。 インドに行くまえは、例えばダイカストで使う離型剤や潤滑油などは、 海外から輸入していると考えていたのだがインドでつくられ販売されている。 海外メーカーとの技術提携ではあるが、Made in Ind …