先週の金曜日の朝、
玄関と車庫前の掃き掃除をしていると、
我が家の物ではないシルバーの自転車が敷地の端に置かれていた。

施錠はされていなく、パンクもしていない。
ハンドル前のカゴは泥がつき、少し破損しているが使用可能の状態。

盗難車?
持ち主が一時的に置いた??
泥が付いているので隣の田んぼに落ちていた自転車を誰かが引き上げ置いた???

様子を見ようとそのままに・・・。

2日後の日曜日の朝まで放置されていたので、
警察署に連絡。
担当に変わり説明すると、
「了解しました」
「直ちに近くにいる警察官を向かわせます」
と小気味のいい回答。

しばらくしてミニパトで若い警察官が到着。

自転車の状態を見て照会をしている様子。

そこへ我が家のちびっ子が興味津々!
パジャマのままで出てきた。

我が家の、ちびっ子たちの思考の順位は志村けん、加藤茶、ドリフ!!

長男はミニパト内の警察官を見て大声で「仲本だー」と大喜び!!!
ミニパト内の「仲本工事」に「敬礼」、「仲本工事」も、しまりの無い「敬礼」。

黒ぶちのメガネをかけていて確かに似ていた。

仲本工事は、
「盗難車ではなく、持ち主は同じ町内の住民であるが電話をしても出ない」
「連絡が取れるまでこのままの状態にする」
「私が責任を持って処理をする」旨の発言をした後、
「ただ、明日、明後日は休みなので、本日連絡が取れない場合その後になる」
「いや、3日後も休みだったので『少し』時間をくださいと」言い残し帰った。

私も迂闊だったのであるが、
台風の進路になっていることを思い出し神様と相談。

神様が警察に電話し
「台風で飛ばされたりして事故に繋がる恐れがあるので処置を早くして欲しい」
と伝えていたが、神様の口調が「少し」荒くなってきた・・・・

電話をかわり聞いてみると、
「道路上にあれば道路交通法が適用できるが、私有地内である」
「現場調査した警察官はご主人に『一週間』の時間をいただいたと言っている」
「『一週間』というのは直接聞いたわ明けではないので、本当はどうか分からないが」
「結論はその状態のまま」
と言う旨の発言であった。

らちが明かないと思い、
「私が派出所まで持って行きましょう」と言うと、
「私有地の管轄行使をするということは、何とかかんとか?」と。

まあ、その間の言い方というか、言葉の選び方というか、
家の神様でなくとも『少し』いや『結構』苛っとくる物言い。

結局、もう一度、警察官を向かわせるとの事。
その間に風雨が激しくなってくる。

しばらくすると呼び鈴がなり表へ出ると、「仲本工事」ではない、
白髪混じりの中年の警察官が「すませ~ん」と雨にぬれ笑顔で立っていた。

その警察官は、
「こんな天候なので持ち主の所へ行ったところ、電話に出ないだけで在宅で、
 状況を説明し、回収してもらうためにパトカーに乗せて連れてきました」

たかが放置自転車であるが、
その応対の仕方、言葉の選び方や態度にとどまらず、
事案の処置にいたるまで警察管によりここまでの差が出てしまうのだ。

4人の警察官に勉強させていただきました。

今回の警察官の組み合わせ順が逆だったら一日不快になっていたはず。
特に白髪混じりの中年警察官に感謝!!!