野田智義 金井壽宏著「リーダーシップの旅」の読後メモを作成中。
吸収したいことや参考になることが豊富に詰まっていて、読後メモというよりは、
リーダーシップやマネジメント。意志、意識の持ち方などについての、
私にとっての教本になると思っていて、このメモも繰り返し見ることになりそうだ。
本の中で、たくさんのことが書かれているが、まず最初に私が感じたことは、
私は日ごろ、マネジメントのことは考えるのだが、リーダーシップについて、
特に意識して考えたことはない。
マネジメントとリーダーシップは同じような意味で認識していたし、
しいて言っても、リーダーシップの中にマネジメントがあるくらいの、
意識しか持っていなかったのである。
本の中では、明確に、その違いを指摘されていて、
既知の方たちには「あたりまえ」なのであろうが、私にとっては「なるほど」である。
リーダーシップと聞くと、何かグループのリーダーや会社のトップなどを思い描くのであるが、
リーダーシップの旅として書かれたことで、全く異なるイメージとなっている。
例えば、
―――リーダーシップの旅は、「リード・ザ・セルフ(自らをリードする)」を起点とし―――
という記述があるのだが、この表現ですごくスッキリさせてもらったし、
私が過去に経験したり、遭遇したことを、重ねられることも多く、
と言っても、上手くできたことは少なく、失敗した上での反省が、ほとんどであるのだが、
深い「うなづき」と「なるほど」「そうか」の連続で、
本当の意味で内容を理解し吸収すれば、進化できるのではと感じている。
本の中で、「内省することが大切」という主旨のことも書かれていて、
それに刺激を受けて、
今までの、特に前の会社での経験、その時の自分自身、
自分の行ってきたことの振り返りや、その後のこと、現在進行していることを、
もう一度、深く考えようと努力している