今回まだ2日間しか活動していないのだが、
会社ごとの文化の違いを、あらためて感じている。

一昨年から技術支援しているのはインドローカルダイカストメーカー。
今回からコンサルしているのは、日系の自動車メーカーの鋳造工場。

ローカルは100%インド人。
日系は、工場長を含め3名の日本人はいるのであるが、99%以上インド人。

昨日、違いを感じたことは、「納期」に対して。
初日のミーティングなどで出された宿題を、完全ではないにしろ、
昨日、8割くらいはこなしてくる。
データなどを依頼しても、早い時期に提示してくれる。

私が支援しているローカルは、「確認をします」とか「調べます」とか言って、
感覚的に8割の確率で、こちらが請求するまで出てこない。

やっているのは同じインド人である。

会社というものは、考え方やそれを身につけさせる、理解、納得させる指導の仕方。
会社の歴史や目的意識・・・DNAといえばいいのだろう。加えて会社に対する愛着度。
それらの違いで同じ人種がやっても、結果は大きく違ってくる。

やはり会社というものは、
『トップリーダーの思考・行動』と『マネジャーの納得度・やり方』により、
よくも悪くもなるものだと理解した。

私も振り返ると、「すべて私(社長)の責任」と前の会社で言ってはいたが、
今回、深く思った。会社に起こること。会社の姿、出す結果は『社長に起因』すると。
切磋琢磨、精進あるのみ!進化しつづけたい!!