KAWAD

この時期はオレンジの服を着て、

カラフルな天秤を肩にした5~6人のグループが、

列をなしてナショナルハイウェイを歩いている。

インド人に聞いてみたら1年に1回ヒンドゥー教徒の街の代表が、

ガンジス川の源流に水を取に行き、天秤の両端に聖なる水を入れ、

何日もかけて住んでいる街まで歩き、

地元のお寺の仏像にかけ皆の幸福を願う。

《KAWAD》というヒンドゥー教徒にとっては大事な行事だそうで。

私が滞在しているハリアナ州辺りでは250Km~400Kmも歩くそうだ。

そのため、道路脇には色とりどりのテントがいくつも建てられ、

そこで休憩を取りながら歩き続ける。

聖なる水は地面に置くことは許されないので、

休憩所には天秤用のスタンドがあり、沢山の天秤がスタンドにかけられている。

歩いている人の足元を見ると、サンダル履き!

「靴を履いて歩くと臭くなるから」と言っていたが??????