ダイカストにおける技術者の視点・思考の違い
ダイカストという工法は、
会社、工場、技術員によって違った視点・思考で生産されている。
当然セオリーというものがあり、
基本はそれを基に構築されているわけだが、
個別の不具合対策などは相当な違いがあるのではないか。
だから我々のコンサルタントの一つの意義があるのだが・・・・・
やはりその会社が過去から現在に生産してきた製品、
生産条件の設定をしてきた技術員の視点・思考、経験、
過去の成功と失敗や管理体制、責任の処し方などが、
会社の個性として受け継がれて文化になるのだろう。
昨日、金型のバキューム冷却工法について客先に紹介に行った。
私は使い方によっては非常に可能性のある面白い工法だと感じていて、
昨日も客先の技術員が身を乗り出すのではと予想していたが、
見事に予想は外れ「視点」「文化」の違いをあらためて実感。
違った「視点」「思考」の提供が我々の大きな役目だと再認識した。